理想の注文住宅の家づくりのヒント

注文住宅は、自分たちでイチから家のデザインを設計することができます。せっかく自由に設計できるのだから、家族で新しい住まいのイメージを出し合い、可能性を広げていきましょう。こちらでは、家づくりのヒントになる注文住宅の設計デザインの例をいくつか紹介していきます。

リビングと庭がつながる注文住宅

庭がリビングの一部になる設計

家族との時間をより豊かにしたいと考える人が増えていることや自然志向の高まりから、リビングと庭がつながる暮らしをコンセプトにした注文住宅が人気を集めています。「庭はあくまでも家の外にあるもの」という従来の考え方にとらわれることなく、庭もリビングの一部として設計されているのが特徴です。リビングから庭へと続く部分に隔たりを設けず、小さい子供やペットが自由に出入りできるようにしたり、家の中のどの部屋からも庭が見える工夫を施すなど、室内と庭の空間がつながるイメージが大切にされています。そのほかにも、高い天井や吹き抜けで外にいるような雰囲気を演出したり、ダイナミックな景色を楽しめる大きな窓を設置するなど、家の中にいても常に庭との一体感を味わえるのも大きな魅力です。

内装やエクステリアの工夫

注文住宅において、リビングと庭がつながる暮らしを実現させるためには、内装やエクステリアの活用も大切になります。外の景色をインテリアの一部と考える発想から、庭に面した部分には通常よりも広々とした木製のテラスやウッドデッキを設けたり、家の中に自然の木の温もりを感じられる素材を多く使用するのも効果的です。さらに、リビングや庭先に設置する家具やグッズには、光の映える明るい配色やスケルトン仕様のものを取り入れると、リゾートハウスのような開放感も味わうことができます。植栽や樹木、趣味の家庭菜園などもリビングから間近に楽しめような位置に配置することで、より一層庭との連続性を感じられる理想の注文住宅に近付きます。

こだわりの注文住宅づくりのコツ

ゼロからこだわりのある家の設計を考えられる、注文住宅のマイホーム。しかし、完成した後に「もっと収納にこだわれば良かった」「生活動線の事をもっと意識するべきだった」と後悔することもあります。ここでは、こだわりのある注文住宅を設計するコツをご紹介するので参考にしてみてください。

生活や家事動線にこだわった注文住宅の家づくりのコツ

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